
防音性の高い賃貸マンションを探すにあたって、このようなお悩みを抱えていませんか?
「時間を気にせず、どんな楽器でも演奏できる?」
「一般的な楽器可物件とは何が違うの?」
「防音って書いてあっても、実際どれくらい音漏れしないの?」
楽器を演奏したい方はもちろん、配信活動やDTMに集中したい方にとっても、防音賃貸マンションは心強い選択肢でしょう。
ただし、ひと口に防音と言っても、物件によって性能には大きな差があります。
この記事では、防音賃貸マンションの基本知識から、メリットや注意点、失敗しない物件選びのコツまで、これから物件を探す方に必要な情報をすべてお届けします。
防音賃貸マンションとは?一般的な賃貸物件との違い

防音という言葉だけで判断してしまうと、入居後に「思っていたのと違った…」なんてことになりかねません。
そこで、まずは、防音賃貸マンションとは何か、そして一般的な賃貸物件とどう違うのかを理解しておきましょう。
防音マンションの定義と特徴
そもそも防音賃貸マンションとは、音が外に漏れにくい、そして外からの音も入りにくい構造や設備を備えた物件のことです。
具体的には、以下のような特徴があります。- 遮音等級(D値):D-50以上
- 壁の厚さ:20cm以上あることが多い
- 二重サッシや防音ドアを完備
- RC造(鉄筋コンクリート)もしくはSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート)
上記のような設備・構造のおかげで、楽器演奏はもちろん、声楽、DTM、YouTubeなどの動画配信といった、音を出す活動全般に対応できる環境が整っています。
一般的な「楽器可物件」との違い
防音賃貸マンションを探すにあたり、「楽器可物件」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
楽器可物件は、構造自体は通常の賃貸と大きく変わらないものの、防音設備がある程度しっかりしていて、管理会社や大家さんが楽器演奏を許可している物件のこと。
ただし、演奏できる時間帯や楽器の種類には条件があることがほとんどです。
一方、防音賃貸マンションは、建物そのものが高い遮音性を確保するように設計されています。防音・遮音性が高い傾向で、24時間楽器演奏が可能なケースも多いです。
完全防音と簡易防音の違い
防音賃貸マンションとひと口に言っても、すべての建物で完全に音をシャットアウトできるわけではありません。
大きく分けて完全防音と簡易防音の二つがあり、完全防音は、音をほぼ完璧に遮断する構造や設備を持った物件。音楽スタジオのような環境をイメージするとわかりやすいでしょう。
簡易防音は、完全防音ほどではないけれど遮音性を高めた設計で、生活防音レベルを強化した程度にとどまる物件。一般的な賃貸よりは防音性能が高いものの、重低音が出る楽器の演奏や、深夜の演奏にはあまり向いていません。
防音賃貸マンションが選ばれる理由

近年、ますます防音賃貸マンションのニーズが高まっています。
それはなぜなのか、防音マンションが選ばれる3つの理由を見ていきましょう。
楽器演奏・DTM・動画配信ニーズの増加
まず、YouTubeや音楽クリエイター、配信者など、個人で活動するクリエイターが急増していることに理由があります。
動画や音楽を配信する際、視聴者に届ける音のクオリティを保つためには、外部の雑音が入らず、自分の音も漏れない環境が必要です。
「家で自由気ままに録音したい」「配信中に外の音が入ってしまって困る…」そのような悩みを抱えている方にとって、防音賃貸マンションはまさに理想的な物件と言えるでしょう。
在宅ワーク・テレワークとの相性が良い
在宅勤務との相性の良さにも理由が隠れています。
在宅ワークやテレワークで、自宅にいる時間が長くなると、「せっかくなら趣味の音楽の時間も充実させたい」と考えても不思議ではありません。
防音賃貸マンションなら、在宅勤務中のWeb会議も安心ですし、仕事の合間や終業後に楽器を弾いたり、DTMで作曲したりと、音楽活動も楽しみやすい環境が手に入ります。
生活音トラブルを避けたい人が増えている
自宅にいる時間が増えた分、近隣に「Web会議の声が漏れないか気になる…」「イスを引く音が響いていないかな」と心配になる方も少なくないのではないでしょうか?
生活音のトラブルは誰もが避けたいもの。ですが、仕事や活動で自宅にいなければならない方にとって、そのリスクは大きくなりやすいものです。
リスク回避のための選択肢としても、防音マンションは選ばれています。
防音賃貸マンションのメリット

防音賃貸マンションには、一般的な賃貸物件にはない魅力がたくさんあります。
ここからは、主なメリットを4つ見ていきましょう。
時間帯を気にせず音を出せる
24時間演奏可能な条件のマンションでは、早朝でも深夜でも、自分の好きなタイミングで楽器を演奏できます。
「仕事が終わるのが遅いから、夜しか練習時間が取れない」「朝の静かな時間に作曲したい」そんな方にとって、時間を気にせず音を出せる環境が手に入るのは有難いでしょう。
近隣トラブルのリスクが低い
先にお伝えした通り、近隣との生活音トラブルのリスクを減らせるのも大きなメリットです。
自分が出す音がクレームにつながりにくいのはもちろん、相手方の音でストレスを感じ、伝えようかどうしようか迷うことも少なく、音の問題から解放されて快適に暮らせるでしょう。
高い断熱・気密性
防音性が高い構造は、断熱性や気密性も高くなる傾向にあるのをご存じでしょうか?
夏は涼しく、冬は暖かい環境を保てるのも、防音賃貸マンションを選ぶメリット。エアコンの効きも良くなるため、光熱費の節約にも貢献してくれるでしょう。
防音賃貸のマンションの注意点

楽器演奏の自由度やリスクの少なさなど、メリットが多い防音賃貸マンションですが、契約前に知っておきたい注意点もあります。
理想と現実のギャップを防ぐために、しっかり確認していきましょう。
家賃相場が高くなりやすい
高性能な防音設備や、高い遮音性を備えた物件は、建築コストがかかる分、家賃相場も高くなりがちです。
一般的な賃貸物件の1.2〜1.5倍程度になることも珍しくありません。
予算と相談しながら、自分にとって本当に必要な性能を見極めることが大切です。
物件数が少なく探しにくい現状
防音賃貸マンションは、全体の賃貸物件数に対して、かなり数が限られています。探すのに苦労することは、頭に置いておいた方が良いかもしれません。
加えて、条件の良い物件はすぐに埋まってしまう傾向にあります。こまめに情報をチェックして、気になる物件があれば早めに行動することが重要です。
防音性能に「差」がある点に注意
防音マンションの括りでも、防音等級(D値)や壁の厚さ、構造は建物によって微妙に異なり、実際の防音性能にも差があります。
防音という言葉だけで安心せず、具体的な性能を数値で確認することを忘れないでおきましょう。
契約条件・使用ルールの落とし穴
たとえ防音マンションでも、演奏可能な時間帯や、使用できる楽器に制限がある場合があります。
「24時間演奏できると思っていたのに、実は22時まででした…」なんてことにならないよう、契約前には必ず細かい条件を確認しましょう。
防音賃貸マンションの防音性能の見極め方

防音性能は、壁・床・天井などの構造によって大きく左右されます。内見や契約時は、実際に自分の目と耳で確かめることが大切です。
ここからは、防音性能を見極める際にチェックすべきポイントを見てみましょう。
内見時に必ずチェックすべきポイント
内見では、管理会社や不動産会社の人に確認を取り、以下を実行してみてください。
- 壁を軽く叩いてみる
- 実際に音を出させてもらう
- 周辺環境をチェック
壁を叩いてみて、軽い音がする場合は、壁が薄い可能性があります。重く、音が響きにくければ、壁に厚みがある証拠です。
可能であれば、楽器の音や声を出させてもらい、どれくらい響くかを確認しましょう。
また、物件そのものだけでなく、周辺環境のチェックも欠かせません。
幹線道路沿いや繁華街に近い物件なら、周囲の音に紛れて楽器の音が目立ちにくいメリットも得られます。
管理会社・不動産会社への確認質問例
内見時には、目や耳で確認するだけでなく、不動産会社の人に以下のような質問をしておくとより安心です。
- 「近隣住民の方は、どんな楽器を演奏されていますか?」
- 「実際に住んでいる方から、音に関するクレームは出ていませんか?」
- 「演奏可能な楽器に制限はありますか?」
その他にも気になる点は気軽に質問するようにしましょう。
防音賃貸マンションを失敗せずに探すコツ

防音賃貸マンションという括りだからこそ、実際に物件を探す際には、不動産会社選びやポータルサイトでの検索時には、ひと工夫必要です。
最後に、物件探しで失敗しないための3つのコツを見てみましょう。
防音物件に強い不動産会社の選び方
防音賃貸マンションを探すなら、楽器演奏や防音物件について専門性の高い不動産会社を利用するのがおすすめです。
例えば、当店ルームカフェのように防音賃貸・楽器可賃貸専門の不動産会社なら、あなたの演奏スタイルや楽器に合わせた最適な物件をご提案させていただきます。
相談次第では、一般的な賃貸サイトには載っていない非公開物件の情報を得られる可能性もあるため、効率的に理想の住まいが見つかるはずです。
ポータルサイト検索時のキーワード例
不動産のポータルサイトを利用し、自分で物件探しをする場合は、希望の条件に応じて以下のようなキーワードで検索してみてください。
- 「楽器 防音」
- 「24時間演奏」
- 「防音マンション ピアノ可」
- 「RC造 楽器可」
- 「防音室付き 物件」
詳細なキーワードで絞り込むことで、より理想に近い物件に出会えるでしょう。
内見〜契約までのチェックリスト
内見時には先述のチェックポイントに加え、契約時には以下も実行してみてください。
- 契約書の「演奏に関する特約」を読み込む
- 管理規約に楽器使用のルールが明記されているか確認する
事前に細かいところまで確認しておくことで、入居後のトラブルを防ぎやすくなります。
防音賃貸マンションに関するよくある質問

最後に、防音マンションについてよく寄せられる質問にお答えします。
どの程度の音量まで許容されますか?
物件の遮音等級や契約内容によって異なりますが、D-50以上の物件であれば、一般的な楽器演奏は問題なく行えるケースが多いです。
ただし、ドラムなど大きな振動を伴う楽器は制限される場合もあるため、あらかじめ管理会社や不動産会社に確認しておきましょう。
楽器の種類に制限はありますか?
多くの防音マンションでは、ピアノや弦楽器、管楽器は許可されていますが、打楽器やコントラバス・電子楽器は制限されるケースが多いです。
また、同じピアノであっても、アップライトピアノは可能でも、音量が大きくなりやすいグランドピアノは制限される例も少なくありません。
「後付け防音」との違いは?
後付け防音とは、一般的な賃貸に防音パネルや吸音材を自分で設置する方法です。
ある程度の防音効果は期待できますが、建物そのものが防音構造になっている防音マンションには及びません。
住んでからトラブルにならないでしょうか?
契約前にルールをしっかり確認し、近隣住民への配慮を忘れなければ、トラブルのリスクは大幅に減らせます。
内見時には、管理会社や不動産会社の人に近隣住民について質問することも、円滑な関係を築くうえで効果的でしょう。
音楽活動が捗る防音賃貸マンションを見つけよう

防音賃貸マンションは、楽器の演奏やDTM、配信活動など、音を出す活動をする方にとって理想的な物件です。
ただし、防音という言葉だけで判断せず、内見や契約時には、以下のポイントを一つずつ丁寧にチェックすることが大切です。
- 遮音等級や建物構造を具体的な数値で確認する
- 演奏可能な時間帯や楽器の種類を明確にする
- 内見で実際に音を確かめてみる
- 契約書の特約や管理規約を読み込む
確かに、防音賃貸マンションは一般的な賃貸に比べて家賃が高く、物件数も限られています。
それでも、思いっきり音を出せる環境を手に入れさえすれば、音楽ライフも、創作活動も、きっと今よりもずっと充実したものになるはずです。
「自分に合った物件が見つかるか不安…」
「どこから探し始めたら良いかわからない…」
そんなときは、防音・楽器可賃貸物件に特化した専門不動産『ルームカフェ』に相談してみてください。あなたのライフスタイルにぴったりの住まいが、きっと見つかります。
著者情報|楽器可専門不動産「ルームカフェ」
ルームカフェ渋谷(Room Cafe)は、音楽を愛する方々の暮らしに寄り添う「楽器可物件・防音物件専門」の不動産会社です。
長年にわたり音楽不動産の第一線として、東京都内を中心に、グランドピアノ可・声楽対応・防音室完備・DTM向け・24時間演奏可能など、楽器別・ライフスタイル別に最適な物件をご提案をしています。
専門不動産ならではのネットワークを活かし、ご希望条件に沿った物件をご提案させていただくことをお約束します。
こんな方に選ばれています♪
- 音大生・音楽講師・プロミュージシャン
- 子どもの音楽教育に適した住まいを探している親御さん
- リモートワークと作曲を両立したい音楽クリエイター
- 楽器を趣味にしている会社員
「楽器可物件」といっても、ひとつとして同じものはありません。
あなたの音楽スタイルにぴったり合う住まいを、一緒に見つけていきましょう。
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-22-13 渋谷東口マイアミビル8階
TEL. 03-5468-5068
受付時間 9:30~18:30(無休)